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運動科学実践報告集

・世界最高峰のレースで大活躍する(藤田竜太 文)
・凡人が“天才”に到達した現場に立ち会う(高岡英夫 文)
・“ゆるトレ”で圧倒的全国No.1のチームを育てる(運動科学総合研究所 文)




世界最高峰のレースで大活躍する
藤田竜太(モータリング・ライター) 文

ニュルブルクリンク激戦クラスで準優勝

 今年、世界のモータースポーツの聖地、ドイツのニュルブルクリンクで行われた VLN6時間耐久レースで、現地チームのエースドライバーとして、ポルシェ911GT3をドライブし、チームを激戦のSP7クラスの準優勝に導いたクラゴン選手。

クラゴン
見事ニュルブルクリンクの激戦クラスの準優勝カップを持ち帰った

 いまではすっかり日本国内よりも、本場ドイツでの評価が高いという異色のドライバーだが、ゆるトレーニングに取り組み始めた2002年の時点では、まだシビック東北シリーズというかなりローカルなワンメイクレース(一車種のみが出場できるレース)に出場している若者だった(クラゴン選手は千葉県出身)。野球でいえば、ちょうどアマチュア野球の都道府県大会に相当するレベルのレースだったが、彼はそのシビック東北シリーズ参戦一年目で見事チャンピオンを獲得。翌年は、ついにプロも多数参戦しているスーパー耐久シリーズ(野球なら全日本選手権の本大会)にステップアップし、デビュー戦でポールポジション(予選1位)をゲット。決勝でも3位表彰台に上り、全日本レベルの実力者であることを証明する。
 そして、2005年からドイツ・ニュルブルクリンクに主戦場を移し、世界四大24時間レースのひとつ、ニュルブルクリンク24時間レースを中心に、6年連続10回のレースに出場。2007年以降は、単身で渡独し、現地チームに合流するスタイルで参戦を続け、本場ヨーロッパの一流ドライバーを実力で圧倒し、かの地では知る人ぞ知るスーパードライバーに成長している。

レースの世界のカテゴリーは、2つある

 レースの世界のカテゴリーは、大きく分けて2つあり、一つはF1を頂点とするフォーミュラーカー。もう一つは、ルマン24時間などを含む、箱形の車両で走るツーリングカーレースで、競技人口が多く、選手層も厚い。クラゴンが活躍するニュルブルクリンク24時間、またはVLN耐久レースは、そのツーリングカーレースの最高峰と位置づけられる。
 舞台となるニュルブルクリンクは1周25kmもある世界最長のサーキットで、コーナー数は170以上。山岳地帯にあるため天候も不安定で、1周の高低差がエッフェル塔と同じ300mもある。まさに掛け値なしの世界一の難コースで、プロフェッショナルドライバーにとって「ニュルブルクリンクで速い」というのは、何ものにも代えがたい最高の名誉となっている。

クラゴン
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日本のモーターレーシング史に残る快挙

 また、ニュルブルクリンクは、あのポルシェの本拠地として知られ、市販車の開発テスト、そしてレースでも、BMW、アウディ、フェラーリ、ベンツ、VW、日産、トヨタ、スバルなど世界の自動車メーカーが集結し、打倒ポルシェを目指ししのぎを削る舞台でもあり、24時間レース、VLNレースともに、毎回200台以上の強豪が出場している。
 そういう意味でも、このニュルブルクリンクのレースというのは、F1やルマン24時間レースに比肩しうる、世界のレースの頂上決戦のひとつといって過言ではない。
 その世界一のレースの舞台でのクラゴンの活躍は、日本のモーターレーシング史に残る快挙といえよう。
 さらにもうひとつ特筆できるのは、クラゴンが1977年生まれで、今年34歳にもかかわらず、自他ともに認めるほど、年々ドライバーとしてのパフォーマンスを高めつつあるというところ。レース界も30歳を過ぎたら下り坂というのが定説なので、クラゴンのケースは異例中の異例といえるだろう。(了)

クラゴン
見事ニュルブルクリンクの激戦クラスの準優勝カップを持ち帰った
クラゴンの実力は、世界一のレース舞台でも認められた「究極の身体&究極の意識サイト」で、ニュルブルクリンクでのクラゴンの活躍が詳しくお読みいただけます。

クラゴンのここ数年の主な講座受講履歴

<2009年>

股関節鍛錬法初級/ゆる体操入門セミナーA・C/基礎ゆる入門セミナー/インナーマッスル入門/股関節鍛錬法入門/ゆるトレーニング教室/裏転子初級/歩きの達人入門/拘束腰芯溶解法入門/身体意識錬成道場/ゆる体操能力開発道場/リバース&レーザー初級/トップ・センター初級/呼吸の達人初級第一・第二教程/三丹田初級/トップ・センター入門/ゆるウォーク入門セミナー

<2010年>

ゆるトレーニング教室/歩きの達人入門/トップ・センター初級/股関節鍛錬法入門/剣聖の剣第一・第二・第三・第四・第五・第六・第十一・第十二編/下丹田入門/拘束腰芯溶解法入門/快適肩甲骨開発法初級/快適肋骨開発法初級/インナーマッスル入門/ダイナミック・センター初級/トップ・センター入門/拘束背芯溶解法初級/2010年版New夏の太もも周りスッキリ解消法初級/鈍い股関節クッキリ覚醒法初級/細胞正常力アップII/脊椎割体法初級

<2011年>

ゆる体操入門セミナー/ゆるトレーニング入門セミナー/肩甲骨開発法初級/基礎ゆる入門セミナー/剣聖の剣第一・第二・第三・第四・第五・第六・第九・第十編/拘束腰芯溶解法入門/インナーマッスルI初級/トップ・センター入門/スイスイ進める踵力初級/インナーマッスル入門/流舟&裏転子初級/歩きの達人初級/トップ・センター初級/徹底手首プラプラ全脳開発/細胞正常力アップIII/脳疲労解消力アップII/ゆる筋トレIIIベースof下半身/トップ・センターと和洋の歩法初級/ゆる筋トレⅣベースof中半身/達人調整温和教程C/インナーマッスル入門/2011年版New拘束腰芯仙骨操作系初級/股関節鍛錬法入門

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凡人が“天才”に到達した現場に立ち会う
高岡英夫 文

すべての人々にとっての福音

 凡人が天才になった。これは、ニドさんが25年のたゆまぬ本質力トレーニングを経て、今秋ついに“天才の本質力”を習得した、ことを意味する。ことの真偽の論議はさておき、このことが事実とすれば、これは、高く豊かな能力を持ちたいと望むすべての人々にとって、最高の福音ともいうべき出来事であろう。当然のことながら、私は、決してニドさんが天才になったことを誇って、かく語っているものではない。
 私は、天才に”創造的天才”と”技術的天才”の2類型があると考えている。創造的天才とは、アインシュタインやモーツァルトやスティーブ・ジョブズなど、画期的に優れた学説・芸術・製品を生み出す能力をもった人物、技術的天才とはスポーツ選手や舞踊家や演奏家など、隔絶した高いパフォーマンスを示す能力をもった人物を指す。ニドさんが到達したのは、後者の技術的天才である。

天才になる経過

(1)町の子供相手のピアノ教師だったニドさんが、30代でクラシックのリサイタリストになり、仲間のピアニストたちから好評を得た。
(2)41歳で生まれてはじめて着付けを始めて、史上最短の1年間で、日本最高峰の着付学院の最高ランク“教授資格”(十二単衣を含む全ての着付を指導できる資格)を取得した。
(3)43歳で生まれてはじめて日本舞踊を始めて、2年後の45歳で“名取り”になり、同年の襲名披露で『京鹿子娘道成寺』(日本舞踊全演目中で『鏡獅子』と並ぶ最大最難度の曲)を踊り、日舞歴30年のプロ以上の内容と水準に達する、と複数の専門家から評価された。続いて48歳で『鏡獅子』を踊り、さらに高い専門的評価を受けた。
(4)52歳の2010年9月にピアノ弾き語りを始めるよう勧められ、同年11月に本格的に練習を開始(それまでほとんど歌の練習をしたことすらない)、翌2011年初、53歳でプロ歌手としてデビュー、4月、7月、10月の3回のコンサートを行う。4月、7月の評価は賛否別れたが、10月のNidoさんの第3回定期コンサート“秋”では、“曲の身体意識”を本格的に体現した演奏に史上初めて成功し、専門家・準専門家を含む観衆から絶賛を受けた。
 『祈り』の演奏に対しては「DSを体現した演奏はあまりに凄まじく、20分の休憩時間中、ずっと放心状態だった」「天が裂け、宇宙がむき出しになったように感じた」「何のフィルターもなしに感情がそのまま胸に流入してきた」「痛切な想いが全身の隅々まで浸透していくようで、本当に身体が痛むのを感じた」「胸が裂け、血がしたたる想いをした」など。
 また複数の恋愛曲に対しては「むかし別れた相手の気持ちが今はじめて分かった」「40年も前の姉の親友との果たせぬ恋を思い出して泣けた」「Nidoさんの演奏だと、何でこんなに素直な気持ちになれるんだろう」「考えを押しつけないから、すごく辛いけど、とても素直に聴ける」など。
 同じプログラムのコンサートが、11月11日夜7時10分から大阪・イシハラホールで行われた。
(5)本年11月4日に、男性の歌舞伎役者にしてはじめて真っ当に演じることができると言われる、至難の歌舞伎舞踊曲『蜘蛛の拍子舞』を、日舞歴10年の女の身で演じ、多数の専門家から「歌舞伎役者と比べても遜色ない」「女では絶対に有り得ない」「10年でできる踊りではない」「魂を奪われるほどの感動を得た」「丹田の力で大地の底へ引きずり込まれる想いがした」など、最大級の評価を受けた。

蜘蛛の拍子舞
女流舞踊家にとって至難の曲と言われる歌舞伎舞踊曲『蜘蛛の拍子舞』
美しいお姫様に化けている状態。上下の写真を比べると全く別人のような変化だ


蜘蛛の拍子舞

女郎蜘蛛の精として正体を現し、2つ同時に蜘蛛の糸を高天井一杯まで投げる“神技”を見せる(通常女流が使う3間の糸で1回のみ練習、歌舞伎役者が使う5間の糸では全く未経験の中、ぶっつけ本番での5間の糸のパフォーマンス)

演奏を高度能力科学的に観る

 『祈り』は原爆症で12歳で亡くなった少女を唱った曲だ。この曲の演奏についての既述の意見・感想は、非専門家・専門家で多少の差はあるが、あくまでも聴衆の主観だ。これを高度能力科学の観点から語ると、次のようになる。
 『祈り』という曲は、人間存在にとって極めて深刻な内容を的確に表現した詞曲であるため、そのDS(身体意識)は見事なまでに本格的な構造をしている。そのため、相当に能力の高いプロ歌手でも、この曲のDSを体現できる度合いはせいぜい数%に留まる。DS体現度が数%に留まる限りは、その演奏は(演奏者の主観的なイメージがどんなに深い悲しみを描いたとしても)この曲の本質を数%表現するに留まる、すなわち詞曲が本当に伝えたいことの表面から少し入った所を、さらって表現するに留まるのだ。
 私から長年DS体現のトレーニングの指導を受けた声楽家の浦野智行君(日本最高峰のバリトン)が演奏したとしても、また少し前のニドさんが演奏しても、そのパーセンテージは少なからぬ差であるがそれでも10%以内に留まろう。10月24日の演奏では、直前の私によるこの曲についてのスライドを使った詳細なDS解説(DSと実際の詞がどのように対応しているかまでも解説)が、ニドさんを望ましい方向に追いつめ、不退転の決意に到らしめたのだろう。その演奏は、一気に30%という、私が今日まであらゆるジャンルの音楽演奏にわたって、本格的なDS構造を有する曲としては一度も出会ったことのない、DSの体現度を示した。DSの構造がそれほど本格的でない曲であれば、30%程度の体現度を示す演奏は、当然耳にすることができる。しかし、この『祈り』ほどの本格的なDS構造の曲となると、演奏家の本質力が追いつかない、というのが現実なのだ。

下位脳共振現象が起きていた

 本格的なDS構造を30%の高さで達成した演奏現象は、いわゆる場を“異次元”の世界に変える。既述の『祈り』の演奏に対する聴衆の感想は、その異次元体験の証言なのだ。
 では何故そのような現象が起こるのか、ニドさんの演奏現場を、身体意識と脳機能の視点から語ることにしよう。
 高度な身体意識の体現は、脳の中心にある“大脳基底核”と脳後方にある“小脳”が極めて強力に活動することによって生起する。これに加えて、情動作用を伴う音楽のような領域では、脳中央付近にある“扁桃核”と中央後下部にある“中脳”、さらに“快感神経系”が強烈に協働的に機能する。
 ニドさんの『祈り』の演奏では、これら5つの脳領域・組織が、強烈に働き続けた。これらの脳活動は、ホール空間に張りめぐらされたニドさんの身体意識と、身体から発せられた“音”の相乗作用によって、聴衆の脳に、相似的ともいえる強い共振現象を惹き起こした。具体的な5つの脳領域・組織の共振の仕方は、詳細にみれば、個人の特性やその日の脳状態によって、当然異なる。
 ニドさんが大脳基底核を駆使して天地に通貫させたセンターに、正に本人の大脳基底核がそっくりに共振した聴衆は、「天が裂け、宇宙がむき出しに…」という主観を得たのであろう。小脳と扁桃核がある特異な方向に強く共振した聴衆は、「痛切な想いが……身体が痛むのを感じた」という主観を得たのだろう。
 同じ現場に聴衆としても参加していた私は、絵に描いたように、自分自身の脳がニドさんの脳活動に反応し、5つの脳領域・組織が強烈に活動する様子を、数歩も引いた所から、ある一つの感動をもって、眺めていた。

コンサート

本格的なDS構造を持つ曲のDS体現度が30%を超えるという高岡英夫が今まで出会ったことのない高水準の演奏だった!

この演奏者は紛れもなく天才だ

 私が、自分自身の5つの脳領域・組織が反応する様子を冷静に観察できるのは、ひとえに高度能力科学と本質力のトレーニングの賜物だが、そこに“ある一つの感動”を抱いたのは、あくまでも人間、あるいは人類の中に、無限の可能性と希望を発見し、それを世の中の人々すべてに、知って欲しかったからだ。
 私は、流れてくる『祈り』の歌声の中、脳の各部分がどのように連関しつつ共振しているかを、詳細に点検しながら、「この演奏者の行っていることは、紛れもなく天才にしかできないことだ」と、そしてまったく同時に「これで、誰もがその意志と努力によって、(その素質による影響は残るが)天才になりうる可能性が、拓かれた」と、思った。

天才は今スタートしたばかり

 既述したニドさんの「天才になる経過」の(1)~(3)は、(1)至難のこと、(2)有り得ないこと、(3)特別な才能がなければ絶対に不可能なこと、ではある。が、これらは、天才の証明ではなく、天才的なだけであって、もし将来天才に到達することがあった時に、天才への経過だった、と後から言えるだけのことに過ぎない。
 一方、(4)(5)は、私の高度能力研究の専門的観点から、明確に“天才への到達”と判断できる事象といえる。
 しかし、注意すべきは、天才への到達といっても、それは間違いなく“天才という建造物”の1階に、そのドアを開けて入ったに過ぎない、という事実である。
 今後2階に上り、3階に上り、やがて10階にも、20階にも上っていくことで、はじめて、社会の多くの人々に他では出来ない“真の経験”を提供し、そのことによって多くの人々に“人間存在の至福”を提示し、その結果多くの人々に新しい生き方をもたらすことで、社会に認めてもらうことができるのだ。そのことを、決して忘れてはならない、ということだ。(了)

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“ゆるトレ”で圧倒的全国No.1のチームを
育てる

運動科学総合研究所 文

ゆるトレで“国体6連覇”と“高校4冠”を達成

 2009年1月、岡山県倉敷市で開催された全国高等学校体育連盟研究大会の基調講演として、高岡英夫は「競技力向上における、ゆる体操の心身両面での意義と効果 ~ゆるトレーニングの段階的導入~」と題する講演および実技指導を行った。高校スポーツ界において、ゆる体操、ゆるトレーニングが普及していく過程において、記念すべき大きな一歩となった。
 その岡山県の私立関西高校ボート部はゆるトレーニングを取り入れて全国大会優勝常連校となった。この立役者が、高岡英夫の直弟子の小野勝之(運動科学総合研究所公認ゆるトレーナー)である。国体で史上初の6年連続優勝の偉業をうち立て、また2008年には4つの主要全国大会すべて(選抜大会、朝日レガッタ、高校総体、国体)で優勝する「高校4冠」も達成している。
※これまで国体の高校部門では、国体出場全競技種目を通じて3連覇が最高連覇記録だった。その記録を塗り替えての4連覇(2007年)、5連覇(2008年)、6連覇(2009年)は、日本スポーツ史上、その希少性という点で、オリンピックでの2大会連続2種目金メダルの北島康介の記録に勝るとも劣らない大記録である。

関西高校

2008年、関西高校ボート部が国体5連覇を達成時の瞬間
この年、どちらも史上初となる「国体5連覇」と「高校4冠」のW偉業を達成し、翌年2009年には国体6連覇という大記録を打ち立てた

他校もゆるトレを導入、実力を伸ばし始める

 これらの驚異的実績がボート界で知れ渡り、小野勝之のもとには各地各校からゆる体操、ゆるトレーニングの指導依頼が舞い込んでくることになった。
 高校だけに限らず大学ボート部や、ボートの競技団体(全国高体連ボート専門部など)などからの指導に小野は大忙しだ。小野が直接に指導したチームだけでも神戸大学ボート部、岡山大学ボート部、東京外国語大学ボート部があり、その他小野の開くゆる体操教室に、その名声を聞いてトレーニングを学びに来たチームには大阪大学ボート部、京都大学ボート部等がある。
 高校では、2010年、2011年の国体を2連覇している愛媛県代表チームなどを筆頭にゆる体操・ゆるトレを練習に導入するチームが増え、着実に実力を伸ばしている。関西高校ボート部の森川監督によると、ボートの試合場でゆる体操をやっているチームを、本当によく見かけるようになったとのことである。

野球で甲子園ベスト4、陸上では国体100m優勝

 ボート以外の種目のチームもゆる体操・ゆるトレの効果を目に見える形で出し始めている。関西高校の野球部は2010年からボート部森川監督に依頼し、部員にゆる体操を指導してもらうようになった。それ以来、部員達は毎日昼休みに30分間ゆる体操に取り組み続けているという。
 同部は2010年、2011年春の甲子園選抜大会に出場した際にはいずれも1回戦で敗退しているが、2011年夏の甲子園大会では、優勝した日大三高に準決勝で敗れたものの、同年春の選抜大会準優勝校である九州国際大付属を破るなど、強豪校を相手に一歩も引かぬ戦いをみせ、見事ベスト4進出を果たしている。その躍進にゆる体操、ゆるトレが役立っているという。
 陸上競技では、私立京都橘高校3年の木村茜選手が小野から直接ゆるトレ指導を受け、目覚しい成果を出している。木村選手は1年、2年生時には故障でなかなか思うように走れない時期もあったということから、最後の国体ではどうしても勝ちたいとゆるトレに打ち込み、その結果2011年国体100mで優勝、さらに日本ジュニアユース大会で100mと200mの2種目で優勝、日本ジュニアの最優秀選手に選出された。同校陸上部の安田監督からは「部内では、ゆるトレが完全に練習の一部になっています。来年、新1年生が入ってきたら、更に、レベルアップした取り組みにしたい」と喜びの報告があったそうです。(了)


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