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 「高岡英夫のサッカーゆるトレーニングI ベースof球軸」

  •   高岡英夫による講座紹介  
  •   ご参加者の声  
  •   近日開催講座情報  

道具を使う最高峰のセンター形成メソッド“球軸トレーニング”
地球・ボール・身体に軸を通して五輪&W杯ベスト1への道をひらけ!!

◆世界でわずか数名だけのトップ選手だけに備わっている本物の「球軸」を形成するメソッドを学ぶ

 サッカーで最も重要な本質的能力は、地球の中心である地芯と、人間の中心と、そしてボールの球芯、それらを貫く一線を身体意識の中に形成することだと、私は考えています。その地球、人、ボールの三者を貫く軸を、私は「球軸」と呼んでいます。

 この講座にご参加いただければわかることですが、「球軸」を形成、すなわち地球とボールと人体を軸で通貫するには、徹底的にゆるむ必要があります。この身体のゆるませ方は、通常のゆる体操や運動総研の専門的なトレーニングの中では見ることのできなかった全く新しい方法です。

 素人、アマチュアの選手から見て、ボールを自由自在に扱えるように見えるプロのサッカー選手でさえ、球軸のトレーニングをやると体が固まっているのがばれてしまいます。そのことを別の角度から表現すると、ボールが怖くてしょうがないということになります。ボールと自分との関係の中で恐怖心が生まれ、体が固まってしまうのです。なぜ、恐怖心が生まれるかというと、ボールとの関わり方がそもそも固まっているからです。そこをゆるめていかない限りは、この恐怖心を取り除くことはできません。さらにいえば、この恐怖心を取り除くことができない限りは、結局、軸を通していくことはできませんし、また軸が通らない以上、地球上で人体という物体がボールという物体を理想的に制御することは、論理的に不可能なのです。

 このことは、世界中のいかなるサッカーの指導者たちにも理解されていないことです。人類最大のスポーツであるサッカーという競技において、私が初めてその事実・法則を明らかにし、トレーニング方法を開発しました。私のトレーニング方法の指導を受けることなく、この球軸の形成に本格的に成功している選手は、世界のサッカー界を見渡してもわずかな数にとどまります。

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◆自分と天才の本質が共通化する現象が起きてくる

 私の執筆した3冊のサッカー本は、サッカーのトレーニング本としてはどれも最も売れているベストセラーに数えられています。そのような意味で、この私の考え方も今日の日本のサッカー界に、料理で言えば“塩”に当たるような物として、効き目を徐々に及ぼしているのではないかと考えます。それは、2010FIFAワールドカップ開催前に1勝も出来ないのではないかとさんざんに叩かれてきた岡田ジャパンがベスト16まで進出したことや、2011FIFA女子ワールドカップでなでしこジャパンが優勝したことなどを取り上げれば、ご理解いただけると思います。

 しかし、その塩が効き目を及ぼしつつある途中・過程で、日本の男子サッカーが、やはり結果としてワールドカップの予選で1勝も出来なかったのであれば、また一方で、女子サッカーもベスト4に残らなかったのであれば、3冊の書籍という形で“塩”をサッカー界に提供した者として、私はいくばくかの責任を感じなければならなかったところです。

 しかし、男子W杯のグループリーグであのような戦い方をできるチームになりつつあった、タイミングもギリギリ、程度もギリギリでしたが、何とかその方向に向かって進んでいたということです。さらに女子サッカーについていえば、現時点(2012年4月時点)では今夏開催予定のロンドン五輪の金メダルをFIFA女子ランキング1位のアメリカと争うくらいにまで成長してきています。

 それはなぜかといえば、世界のスポーツの巨大なうねりの一番のベース、最根本にあるもの、つまり私の主張し続けてきた“塩”が効いてきたからだと考えているのです。私の撒いている塩というのは、世界のスポーツの巨大なうねりや歴史などと一切無関係に、あたかも根無し草のように撒いているわけではありません。皆さんもご存知の通り、私は3冊のサッカートレーニング本を出して、サッカーを取り巻くスポーツ全体の巨大なうねりの中で一番根幹にあることを写真と言葉で誰でもわかるように(しかも日本人の自意識を突っつくように)して語ってきました。これはスポーツ全体の巨大なうねりの最重要事なのですから、効いてこなければおかしいのです。

 生きている人間である限り、それは動物であり生物であるわけですから、塩を振ったら効くはずです。塩を振られたら体の中に浸み通るでしょう。ですが、どのくらい時間がかかって、どのように効いていくかというのはケースバイケースですから、その部分については私にも何ともいえないところです。しかし塩を撒き続けてきた結果、ようやく男女の代表チームにその効果がうっすらと現れてきたのです。つまり代表チームの中に、今までのチームと違って、運動科学の専門概念と見方で言う「ゆるんでいる」、「センターが立ってきている」という事実として現れてきているのだと、私は考えているのです。

 さて、2010年5月に初めて公開した「サッカーゆるトレーニング」は、じつに科学的な計算を尽くした上での結果ですが、大変に素晴らしい講座になり、今日にまで続いています。狭いわずか40坪程度のスペースに、50人近いサッカー選手たちが入って、全員がボールを持ってトレーニングして、パスをし合ったり、ドリブルで抜く練習をしたり、挙句の果てはハーフボレーでゴールへシュートする(カツンと合わせ当てるところまでを行う)わけですが、そのトレーニング効果をまさに感動をもって、皆さんは体験していかれました。

 参加者の皆さんそれぞれが自分の心酔する選手たち、メッシであったり、クリスティアーノ・ロナウドであったり、シャビであったり、そういった人たちのパフォーマンスの中身とはこれだったんだ、あの秘密はこれだったんだ、というふうに自分の体とボールを通して体感し、理解することができたのです。

 つまり、皆さんの長いサッカー人生の中でいえば、講座の4時間半などという時間はほんの一瞬なのですが、自分の本質部分がメッシやロナウドなどの史上稀に見る天才の本質と共通化するという現象が起きてくるのです。それを皆さんが重ねていけば、人の持てる運動神経や意志力、体力、体格等に応じながらも、かの天才たちの本質を体現し、それに接近し、肉迫するようなパフォーマンスを得ることが出来る、ということを示しているのです。

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◆Jリーグのトップ選手でも真のセンターができていない

 サッカーゆるトレーニングの講座で、皆さんにお伝えしているのは、先ほどもお伝えしたように地球という球の中心とサッカーボールという球の中心、そして人間の中心である重心の3点を結んだ一線、すなわちこれに沿って精密に形成される身体意識である「センター(球軸)」です。

 しかし、じつはこの球軸というセンターは、Jリーグのトップ選手といえどもたいして形成されていません。彼らがある程度サッカーが上手であるにもかかわらず、メッシやロナウド、あるいはかつてのジダンなどの世界のトップ選手たちの絶頂時のごときプレーをなぜできないのかといえば、ズバリ球軸というセンターが極端に弱いからなのです。

 では、なぜ彼らがある程度、パスにせよ、ドリブルにせよ、サッカーができているのかといえば、それはたくさんの、たくさんの、信じられないくらいたくさんのボールを使った練習の積み重ねで、たくさんの、たくさんのやり方=技を覚えて、この場合はこの技をこの角度で、あの場合はあの技をあの間合いで、その場合はその技をその強さで、というふうに(本人はいちいちそのたびごとに顕在意識で考えて、その技や角度や強さを選んでいるわけではありませんが)動作の選択使用を行っているからなのです。

 これは、いま申し上げたように、メッシやロナウド、絶頂時のジダンが見せたあの奇跡のような、Jリーガーからは何段階も想像もつかないようなプレーとは、まったく人間の運動能力として別の次元のものなのです。

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◆サッカーをやる人にも、やらない人にも同じように素晴らしい価値がある軸タンブリングに匹敵する最高峰のメソッド

 私の研究は、このことを世界で初めて、しかもただ一人明らかにしたものです。しかも、その奇跡のような能力を解明しただけでなく、サッカーをある程度やってきた人も、極端を言えばサッカーをまったくやったことがない人も、縄跳びを軽くできる程度の身体がある人なら、誰でも同じように楽しみながら学習できるトレーニング法の開発にも、情熱を注いできました。そのトレーニング法は、すでに10年以上にわたる幾人もの実験によって、気軽な縄跳び程度のジャンプ、ステップができる方なら、どなたでも行うことができることが実証されています。

 つまりは、このトレーニングはサッカーをやっている人も、サッカーをまったくやっていない人も、どちらの人にとってもまったく同じように素晴らしい価値のあるものだ、ということです。サッカーをやっている人にとってみれば、あの世界のトップ選手たちの絶頂時のプレーを支えている、まさに本質的能力を自分が味わい、あるいはその感覚を体験し、もしその後、徹底的にこのトレーニングに取り組むなら、それをある程度のレベル、あるいはかなりのレベル、時には圧倒的なほどのレベルで身に付けることができる可能性が生まれたわけですから、これほど素晴らしいことはないはずです。

 もう一つ、サッカーをやっていない人にとってみれば、この球軸というセンターのトレーニングは、他のセンタートレーニングの世界で最高峰のトレーニングメソッドである「軸タンブリング」にも匹敵するほどの本質的価値を持つトレーニング法であるのですから、センターの最高峰のトレーニング法の二つ目を手に入れられるという意味だけでも、たいへんな価値があります。

 ボールが一個あるならば、軸タンブリングだけでなく、もう1つ別の画期的なセンターを形成するためのトレーニング法を、サッカーゆるトレーニングを学ぶことで手に入れることができる、ということなのです。ボールを使わない軸タンブリングも素晴らしければ、ボールを使う面白さに満ちた球軸トレーニングも、じつにスリリングで素晴らしいのです。

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◆複数回参加の方も、初参加の方もその場で効果が出る

 サッカーゆるトレーニングIは、参加された方自身もまわりの仲間たちも、場内全体にわたってその場で効果が出ます。ご参加者の中には、すでにその効果を講座内で実際に見て、体験されたという方も多くいらっしゃるでしょう。そのような意味ではこの講座も、他の講座と同様にうまくやれている講座であるということは間違いありません。しかし、私に本当のことを言わせていただくと、まだまだ足りません。今までやってきた講座の効果では、全然不満なのです。それには重要な話が2つあります。

 1つは、まだ効果が足りないから皆さんが実際にサッカーをプレーしたとき、画期的な能力アップには繋がらないということ。もちろん少しは、あるいは人によってはかなり変わってきたという点もあるでしょう。でも別人のごとく変わっていくというところまでは、なかなか行けていないはずです。もう1つは、それぞれのメソッドの教え方がまだまだ足りないということです。皆さんがサボっているから足りないわけではなく、私がサボって足りないのでもない。このような方法は回数を重ねていかないと、なかなか真に深いところまでは指導できないものなのです。

 一方で、私自身の指導の洗練度の進化というのも関係してきます。参加する皆さんには、繰り返し繰り返し複数回で何度でも参加してくださいと言っているのは、何度も何度も参加することによって初めて、それぞれの方法を受け止める力というのが付いてくるからです。ですから、この2つが相まっていかないと各メソッドのより深い、つまりは真理に到達する方法は、伝授することができないのです。

 そのような点でいえば2012年は、満を持して深いところに手を付けていけるでしょう。「センターシングルレッグゆる」という方法があります。実は今まではこの方法は、ほとんど指導に時間を取ることができずにサッと紹介するに留まっていました。今回はしっかりと時間を取り、正確な方法を伝授したいと思っています。

 そして最後の一番花形の方法、「インサイド・オーバー・センター」。この方法を深化するための2通りのアプローチをお教えします。「クイックテクニック」と「スローテクニック」の2つです。この2つを明快に分けながら、トレーニングしていただきます。

 すでに参加されている皆さんはもちろんのこと、初めて参加する方も以前から参加されている方たちとお互いに刺激し合いながら、彼らの反応力に上手く乗せてもらいつつ、大いに楽しんでいただければと思います。サッカー青少年、指導者の方々、サッカーを全然やってこなかった人も、ぜひ大いに集まって鍛えてください。(高岡英夫談)

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 サッカーゆるトレーニングに参加することで、改めて、ゆるんで地芯から立ち上がるセンターの重要性を感じることができ、自分と地球と友達になることができました。 球軸トレーニングをやってまず驚いたのが、ドリブルをした時に、ボールが勝手に足にまとわりついてくることでした!! これがボンドドリブルなんだと感動しました。他にも、パスやハーフボレーも努力感なしに正確に速く蹴れるようになったのが驚きです。ジダンやロナウジーニョの動きを垣間見ることができ、とても気持ち良かったです。インサイド・オーバー・センタートレーニングでは、今までにないボールに対する恐怖心が湧いてきました。今まで、こんな感覚を味わったことがなかったのですが、この恐怖心を克服できれば、さらに脳の使い方が改善でき、ボールと友達になり、ワールドクラスの選手の動きに近づけると、とても希望が持てました! 世界一のボンドドリブラーを目指して今後も、W杯ベスト4を目指して(笑)、サッカーゆるトレーニングを続けていきたいと思います。ぜひ今後もサッカーゆるトレーニングの講座をやっていただきたいです。よろしくお願いします。
(大久保貴弘さん/30代男性/サッカーコーチ)

 「こんなにも気持ちよくボールをコントロールできるのか!」と驚きました。今までずっと感覚でやってきたのですが、高岡先生にメカニズムというものを教えてもらってとても納得し、これからは理にかなったトレーニングをしていきたいです。体をゆるめることで自由度が増し、センターを通すことで正確さがでる。この状態でアウトサイドキックをした時の気持ちよさは最高でした。
(20代女性/サッカー)

 3回目の受講です。非常に満足というか感謝しております。十分にしごいていただき、裏メカも公開していただき、IOCの恐ろしさを知るとともに壁を感じ、現状のレベルを知り、他の参加者のレベルの高さに感心しつつも焦りを感じ、脳疲労でフラフラになりながら帰宅しました。翌日は、久し振りに試合で得点し、ヘタはヘタなりに成長させていただいていることを実感しました。次回の開催を楽しみにしつつ、毎朝トレーニングを続けております。予定が合えば、ゆる筋トレも受講させていただきたいと考えております。ありがとうございました。
(男性/地方公務員)

 もっと早く知りたかったというのが正直な感想です。3?5才の時に知っていて、このトレーニングを徹底的にやっていればもしかしたら今頃ヨーロッパでプレーしているかも…と考えるととても残念です。小手先の技術ではなくサッカーをするのにもっとも大きなファクターとなる身体操作とそれを向上させる方法が楽しく学べて、またやっているうちに気持ちよくなってくるので、受講して本当に良かったと思いました。
(天野裕樹さん/30代男性/学生)

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8月10日(金)13:30?17:00
[東京・運動総研 本社教室]
2012年版New高岡英夫のサッカーゆるトレーニングI ベースof 球軸
講師:高岡英夫
※受講前に、下記の3冊の書籍の内最低1冊をあらかじめ熟読しておいてください。
・『サッカー世界一になりたい人だけが読む本』
・『ワールドクラスになるためサッカートレーニング』
・『サッカー日本代表が世界を制する日』
(いずれも高岡英夫著、メディアファクトリー刊)

〈複数回参加割引条件〉2009年1月以降に「高岡英夫のサッカーゆるトレーニングI ベースof球軸」、または「高岡英夫のサッカーゆるトレーニング」をご受講済み。

◆◆ 夏期集中講座申込用紙のダウンロードADOBE PDFファイル ◆◆


※お申し込み・お問い合わせは、コールセンターへお願いします。
電話:03-3817-0390 (電話受付:10時~18時 日曜・木曜定休)
ファクス:03-3817-7724 

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持ち物

きれいに洗ったサッカーボール5号球(または4号球)を1つ。靴下を履いた状態でトレーニングします(シューズ不要)。