ゆる体操ー運動科学総合研究所

--「背骨本」（*1）「歩道本」(*2)が出版され、ついに集中講座に講座ナンバー制が導入された今、まさにお申込をご検討いただいている、本年の秋期集中講座DVDですが、高岡先生にこの秋の新しい内容と取り組み、刮目すべき講座、魅力の連関講座などについてお話を伺います。

　*1　『背骨が通れば、パフォーマンスが上がる！』カンゼン刊、高岡英夫著
　*2　『スーパーウォーク歩道　スポーツパフォーマンスが爆発的に向上する』ベースボール・マガジン社刊、高岡英夫著

高岡　「背骨本」「歩道本」とも軸＝センターの専門的トレーニング本と言ってよいほど、軸について深く多様な視点からの内容を満載しています。この2著作の出版を受けての、軸＝センターと言えば秋、秋と言えば軸＝センターと言える時季に、この秋期集中講座が始まることは最高のタイミングと言えます。

--そこにかねてよりご要望の多かった講座ナンバー制のスタートですから、ちょっとワクワク、ドキドキがすごいことになっています（笑）。

高岡　とにかくナンバーが違えばほぼ別の講座と考えてよいので、これで皆さんは、同名講座の選択に悩まれることが大分減るはずです。

　では早速に、今や恒例となった、入門者、初級者の方々のためのお勧めベストの、ご紹介に移らせていただきます。但し今回は、同時に大ベテラン、エキスパートの方々にも超絶にお勧めです。もちろん私のお勧めはあくまでご参考とされ、何時もご自身の興味、関心に従い講座の選択をされることが大切であることに、変わりはありません。

　入門・初級者お勧めベストがいきなり大ベテラン・エキスパートにも超絶お勧めとは、少々驚かれたと思いますが、これには実に明確な"訳"があります。実は、私が今回1「腰反り徹底解消法決定版I初級」と2「高度下腿膝擦法I初級」を制作するにあたり、以前から何度も行ってきた"初級生講座"の脚本の中でも最も原型にあたるもの（「底本」ということにしましょう）を、各々通しでゆっくりとジックリと行ってみたのです。全て分かり切ってるメソッドばかりですが、虚心に深く静謐な打ち込み方がよほど良かったのでしょうネッ。次々に登場するメソッドそのもの、その順番、取り合わせの連関が、論理と直感の打ち寄せては引き、ひいては打ち寄せる"波"となり"潮"となって、深まり深まり、広がり広がり、心と体の老化物質と異形細胞を洗い出し、洗い流し・・・、「腰反り解消」「下腿膝擦」という順で連続稽古をしたのですが、終わって立ってみたら、美しいシルバーの地芯上空6,000kmでの完全立位、仙腰椎と脛骨の完全ニュートラル、脊椎最深第7層筋群と大小腰筋と裏転子の2ウナ上空での完全静謐の舞踊りが、凄まじかったのです！後、当然の脊椎の割れと側軸・側体も凄まじかった！

　で「これはこれをこのままお届けできないものか！！」と取り組み、撮影したのが、今回の2作品という"訳"です。ですが下腿膝擦など立ちっぱなしで、解説・リードしっぱなしですから、その困難さは笑えるほどのものでしたが（笑）。

--ということは、腰反りの方はホワイトボードに中央島を四島が囲む絵として描かれるアレですよネッ。で、下腿膝擦の方は秘伝誌上でも書面＝表の形で公開しているアレですよネッ。「底本」とは、そういうことですよネッ。

高岡　はい。入門・初級者のための最善の底本が超ベテランである私の至高の底本にもなる、という事実を、皆さん全員の事実として共有できるやいなやですが、バッチリ行けてると思います！！！

　で、続く3ですが、「トップ・センターII初級」はとにかく多角的壁角脊椎通しによる脊椎周りからのメッチャ凄まじい健康効果に乗っての、ホンマ壁角頼りのトップ・センターの細径軸＆中径軸通しという訳ですから、NFB（*3）的にも全員にお勧めということ！また、軸タンの各玉を史上初めて正確に習え、尚かつその各玉正確さと玉同士の関係を強化する専用メソッド「玉玉棒動法」も習えちゃうてんだから、やっぱ全員にお勧めということ、です！！！

　で、さらに続く4ですが、「寝臥位センター錬成法II中級」は、スンゲエッ、いいですっ！！！何せ2020年春にお届けして感謝、感動、絶賛をいただいた「寝臥位センター錬成法I中級」とは全て異なる4大メソッドでお届けする上に、不知不解法の「知りませ～ん、わかりませ～ん」サク裂の、赤擦動法でのサスリまくり、コスリまくりですから。私の「バブバブ」「知りませ～ん」が気味悪いという方以外は、入門～大ベテラン・エキスパート全員文句なしの、超逸品でっせ！！！

　*3　「No Fatigue of Brain ★ Dimension」の略称。楽チンで、快適で、楽しくて、愉快で、スイスイ難しいメソッドに深く入っていけて、脳疲労しない脳機能と身体意識の次元のこと

--何か、そこへ来ましたカァ～～という感じで、「トップ・センター初級」の展開がそうなっていけるように人間の脳と身体と地球の関係がそもそも出来ていた、ということがウレシクて仕方がありませんっ！！

高岡　－－－で、しょっ！寝臥位もそうですけど、やっぱ人間と地球ってホントに面白いしホントにすごいんですよっ！！！ボクはッ、こんなうれしい事実を、身体と言葉を使った実技メソッドで皆さんにお伝えできるようになったことが、ホントッ・・・うれしいっす！！！

--しかし今秋の「寝臥位」の「知りませ～～ん」には、漏れ聞こえるだけでも、人間って何でこんな面白い存在なんだろうと、哲学させられちゃいました（笑）！

高岡　で、しょっ（笑）！で、他の講座もメジロ押しに面白いですが、NFB的に圧倒的に優れているのが「トップ・センターV中級」と「ダイナミック・センターII中級」ですネッ。「トップ・センターV中級」の「成長型センター法」はあの超絶難しい「軸タンブリング 」を魔術のように優しく易しく変えてしまう画期的アイディア満載のメソッドです。気付くとスルスルスル～～ッとセンターが立ち上がり、立ち上がり、立ち上がっては通っている、という正にNFBそのもの、ないしはNFBのセンターとも言えるものなんですよっ。 　そして困難、至難の代表格だった「ダイナミック・センター」を大変貌させるNFB的大改革の主役が、脇役より多いというのがこの作品、「ダイナミック・センターII中級」です！！威力と魅力にあふれる主役だらけの作品ですから、一切の躊躇なくご覧いただきたいのですが、一点だけご紹介すると、講座中最後の「レッグスルー軸"裏系"」はスゴイです。人類トップオブトップオブトップアスリートの試合中稀に起こる凄まじい状況が、自分一人の軸と2本の脚だけで、何時でも何処でも何度でも、再現体現自由自在になるのですから！それ、教えちゃいます！！！

--「シルバーすごい！！」もすごかったですけど、そこから更にさらに進んでいるわけですネッ。

高岡　そうです。優しく、易しくなれるから進める、深める。進化、深化できるのです。今秋の「ダイナミック・センターII中級」はその典型です！！！ 　そしてNFBに支えられながら、ようやく、やっとの思いで皆さんの前に登場できるようになったのが、「サイド・センターII中級」「下軸の王者"内転筋"を鍛えるII中級」の2講座です。これは本格的、重量感溢れる、構造トレーニングの傑作と言ってよいです！　まず、壮大なスケールと次元で構成されたメソッド群の織りなす体系性と、超素敵かつ魅力溢れる取り組みを、思いっ切り楽しまれることです。

　この傑作2講座をともにご受講いただくと、運動科学の正に壮大にして精緻なる世界に我が身を置きつつ、その世界を我が脳に一歩一歩刻印しつつ包摂していく、真の醍醐味を得られることでしょう！！！ 　すでに秋期集中のパンフでお知らせしたことですが、この壮大なスケールと次元で構成された作品には、とくに「内転筋II中級」の方については、多数の有力メソッドを学べる、というメリットもあります。初級の方でも、意欲をもってあせることなく取り組まれることを期待します。

--新作講座の重層性が想像を超えて面白いことになっているな、と感じ入りました。

高岡　そう感じていただけると、よろしいかと思います。それでは最後に、名作・新作の連関として断トツに魅力のグループをご紹介させてください。

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