ホーム > 2013年夏の高岡英夫スペシャル談話 身体意識を最も“深く”“広く”鍛える2大スペシャル修錬会(高岡英夫談)

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2013年秋期集中講座センター系4講座ご参加者による特別座談会
トップ・センターを鍛える"大青四本柱"とは!?

司会者:高岡英夫/出席者:大澤まゆみさん、遠藤八重子さん、クラゴンさん、須賀諭一郎さん(順不同)

大青四本柱”の講座内容は?

高岡 昨年の秋期集中講座では、大黒柱ならぬ「中央軸を鍛える“大青四本柱”」というテーマで、センターを重点的に鍛えるセンター系4講座を編成しました。ここに集まってくれた皆さんもそれらの講座を受講してくださったわけですが、皆さん、あの企画自体をどのように受け止めてくれましたか?

クラゴン とにかくセンターを鍛えなさいと、そう受け取りました。

遠藤 全部出たいなあ、と思いました。

大澤 私もまとめて出てみたいなあ、と。

須賀 同じテーマの講座をまとめて出る機会はあまりないので、とっても気になりました。

高岡 それぞれの講座内容はいかがでしたか。

遠藤 私は昨年の秋期集中講座で参加したのが、「下軸の王者“内転筋”を鍛える」(以下、「内転筋を鍛える」)と「ダイナミック・センター初級」(以下、「ダイナミック・センター」)だったのですが、「内転筋を鍛える」で上下の軸がつながったな、という実感がありました。それまでは、自分のセンターが固かったせいもあって、なかなか動きに結びつきにくかったり、動くと固まったりしていたのですが、安心して動けるようになりました。「ダイナミック・センター」はそれ以前にも受けていて、トレーニングも続けていたところに「内転筋を鍛える」の効果が加わったのでしょう、とってもやりやすくなったし、楽しかったですね。

クラゴン 僕は「寝臥位センター錬成法I」(以下、「寝臥位センター」)ですね。寝ながらセンターを鍛えるというのは本当に驚きでした。しかも効果も非常に大きい。こう言っては失礼かもしれないのですが、「もっと早く教えてくれればよかったのに」と思いました(笑)。

高岡 はっはっは(笑)、そうでしたか。講座公開後に、何人もの方に同じことを言われましたよ。でも、私の答えは面白くて、「いやあ、こんなに怠惰な方法で、最重要の身体意識である天地へ抜けるセンターを、寝っ転がりながら、しかも全然難しい方法でなくて、こんなものを本当に発表してもいいのかな?」という気持ちがあったのです(笑)。私の立場としては、慎重にならざるを得なかったんですよ。

須賀 私も「寝臥位センター」を受けました。講座中に寝て起きてみたら、「これが高岡先生がおっしゃっているダイナミックなセンターなのか!」ということを体感しました。私にとって本当に衝撃的でした。職場で寝るスペースがあるので、毎昼そこで、寝臥位センター錬成法をやっているのですが、やるとものすごい絶好調になるんですよ。自分の中ではたいへん重宝しています。
 続けて「トップ・センター初級」(以下、「トップ・センター」)も受講したのですが、「寝臥位センター」のダイナミックなセンターの感じを残したまま「トップ・センター初級」を受けたら、さらにダイナミックさが増して、以前に受講した「トップ・センター初級」ももちろん素晴らしかったのですが、ダイナミック・センター度がはるかに高くて、ものすごい感動したのを今でも鮮明に覚えています。

高岡 私がいうトップ・センターは、そもそもがダイナミックなんです。人間が赤ん坊から立ち上がる時には、ダイナミックなセンターを使っているんです。赤ちゃんって、フラフラしているんですけど、あれってダイナミック・センターがあるからフラフラしているんですよ。

大澤 私は「寝臥位センター」と「内転筋を鍛える」です。まず「寝臥位センター」はクラゴンさんがおっしゃったようにもっと早く知りたかったという気持ちもありますが、今までにもいろいろとああでもないこうでもない、と格闘してきた段階を踏んで来たから、「寝臥位センター」の良さが本当に理解できたのだと思いますね。講座では、もう本当に赤ちゃんになり切って取り組みました。何でかよく分からないのですが、初めて講座を受けた時には、自分が本当に赤ちゃんになってしまったような感じを受けたのを覚えています(笑)。

高岡 それはとても大事な体験で、心と体の中心が赤ちゃんのようになれたのでしょうね。

大澤 「内転筋を鍛える」では、締軸(ていじく)という言葉に出会って、なるほどと思いました。軸で締める前提として、体がバラバラにゆるんでいなくてはいけないというのがハッキリと理解できたのです。今まで「ゆるんだらセンターが出来る、センターが出来るとゆるむ」という関係性は習ってきてはいたのですが、締軸の説明のおかげで、本当に身を持ってゆるんでいないと、本当に締めることはできないのだなと、腑に落ちて納得できたんです。

2013年秋期集中講座センター系4講座座談会
"大青四本柱"に受講された四名の方から話を聞く高岡英夫

知らない間に人間の本質力の構造を理解している!?

高岡 そうなんですよ。「ゆるんでいるとセンターが通る、センターが通るからもっとゆるむ」という前提があって、これを僕は「緩軸(かんじく)」と呼んでいるのですが、その上で内転筋による軸である「締軸」を、まさに四方八方、体中に手綱を行き渡らせることで、初めて高次元のコントロールができるようになるのです。
 実は私は、常々こういうふうにしたいなと考えていることがあるんです。今、運動総研で公開、指導している各講座には、講座タイトル、つまり講座のテーマがあるのですが、それらを並べることで「人間の本質的能力の構造、メカニズム」が目の当たりにできる、手に取るように分かる、という真に科学的な講座体系を作りたいのです。安易に、新しい有効な方法を発見したから講座を作る、というふうにはしたくない。ですから、「内転筋を鍛える」と「寝臥位センター」をなかなか発表しなかったわけです。
 たとえば、「内転筋を鍛える」の一部と「トップ・センター」の一部、「寝臥位センター」の一部、「ダイナミック・センター」の一部を融合したような講座だって、10年前に発表できたかもしれません。でも、それを発表して皆さんがある程度できるようになったとしても、またその後に何か別の講座を発表しようと講座タイトルを並べても、人間の本質的能力の構造はそうした講座編成からは見えてこないでしょう。
 私が研究開発した講座群は、将来、私が死んだ後にも残ります。私は自分が死んだ後のことを考え、講座を担当できる人たちを養成していくことを、これからまさにやろうとしているのですが、実はすでに半分は行っているんです。講座を科学的に美しくテーマ別に分けて、皆さんに勉強してもらっていただいているので、実は皆さんが意識しない間に、「人間の本質力の構造」を理解しながらトレーニングが進んでいるんです。
 ところで、センターというものの理解はどう変わりましたか?

2013年秋期集中講座センター系4講座座談会
高岡英夫 運動科学総合研究所

須賀 高岡先生が各所で発表してくださっているので、センターの3層構造は知識としては理解していたんですが、実際に受講するまでは「あるのかな? あるんだろうな?」という感じだったのです。実際に受講してみると、本当に存在するんだということが体感として分かり、これを軸にして物事を考えたり、取り組んだりできるんだということが、ハッキリと理解できました。
 自分が理解し切れていない部分で、こうなのかなと思ったり、イメージしたりすることがたくさんあるのですが、そもそも自分の認識自体が間違っていて、受講するたびに「ああ、こういうことなんだ!」という気づきや発見をすることがたくさんあります。また、出る講座によっては、自分の考え方とは180度違うということが発見できたりして、そういうときは驚きますし、感動しますね。

クラゴン 僕が思ったのは、センターの規模と大きさです。「トップ・センター」で、トップ・センターがある程度は使えるというのはわかっていました。でも、驚いたのは「内転筋を鍛える」なのですが、講座でご指導いただいている水準までトレーニングしないと、本当にトップ・センターを使えるようにはならないというのが、初めて理解できたのです。

高岡 たとえば、恥骨筋主導が完全にできないと、トップ・センターの下軸が本当には効いてこない、とか?

クラゴン はい、まさにその通りです。実はその時の講座のノートを見直してみたのですが、実は一番書いている量がとても少ないんです(笑)。たぶん講座にハマり切っていたのだと思います。

遠藤 最初、私は体の真ん中に一本固いラインがあるというふうに想像していました。体があって、一本固いラインが真ん中にある、と。でも最近は、センターがまず先にあってその周りに体がある、しかもその間にはあまり境がないというような感覚を持っています。

高岡 普通の人はそうなりますよね。体というものがまず前提にあって、体というものを外側から見ている。認識できる体というのは、外側から見た体なんです。そうすると当然センターも外側から見るので、視覚的なイメージであの辺りにあるのかなと認識していくわけです。そういうセンターもどきは必ず固い(笑)。遠藤さんが言ってくれたことは、そういうことですよね。遠藤さんの場合は、典型的なスタティックなセンターが見事に改善されたわけですね。

大澤 私はこの大青四本柱の4講座が揃うまでにも、一定の期間それなりにセンタートレーニングに取り組んできたのですが、今思い返すと、私が思っていたセンターは観念的というか、大事にしまっておいて、ときどき取り出しては額縁に入れて飾ってみて、「私にはまだまだ恐れ多いもの」という感じの距離で接して来たように思います。でも、この4講座で学んだことを取り組んでいくうちに、だんだんセンターが身近なものになってきて、センターにもいろいろな表情があって、場所によっても性格が違うということがわかってきました。このような言い方はおかしいかもしれませんが、センターが可愛いなと思ったり、センターと対話したり、センターを感じないで生活することは、もはや想像できないと思います。

高岡 そうなっていただくことは、私にとって最高にうれしいことですね。

大澤 「専攻科・極意を教える」の軸タンブリングがセンタートレーニングのメインだった頃は、私にとってはオール・オア・ナッシングで、あれが出来なければ自分にはセンターはものに出来ない、自分には取り付くしまもないと思い込んでいました。センターは、本当に遠くから眺めて、ため息をつくだけの存在だったのです。でも、センターのトレーニング法についてもいろいろなアプローチが発表されて、お陰さまで身近になったというのを強く実感します。

変えようと思っているわけではないのに

須賀 私は、これらの講座を若い時の野球に一番熱中している頃に知っていればと思いました(笑)。実はたまたまうちの会社で野球のチームを作ることになって、15年ぶりに野球をやる機会があったのです。そうしたら、同じ30代の人たちより全然比較にならないくらい速く動けたんです。講座を受講した翌日にも野球の練習を行う機会があったのですが、自分にこんなバッティングが出来るのかと驚き、今はすごい野球を楽しんでます。

2013年秋期集中講座センター系4講座座談会
須賀諭一郎さん 会社員・建築業

高岡 そうですか! そういう話を聞くと、自分のこと以上にうれしいですね。

須賀 実は私、この講座を受けた頃に、ちょうど部署が配置転換になったのですが、その時にスムーズにその部署にすんなり入ることが出来たのです。そして、会社の部署自体にも自分から建設的な働きかけが出来ているという実感を持てて、上司にも良い形で話が通るし、仕事も本当に楽しくやらせていただいているんです。

高岡 仕事の方もちょうどいい具合だったんですね(笑)。寝臥位センターって赤ちゃんが行う方法ですよね。簡単に言えば、赤ちゃんがダイナミックに立ち上がるための方法。須賀君のケースで考えてみると、配置転換でその部署に行ったら須賀君は立場的には赤ちゃんなのだけれど、その中でまさに赤ちゃんがするようにダイナミック・センターで立ち上がっていったんですね。赤ちゃんって、立ち上がった時に突然家族の中で一大スターになりますよね。ワーッと家族の注目をわしづかみにしちゃうものすごいパワーがあるでしょう(笑)。

大澤 私はゆる体操に出会うまでは、いわゆる運動が苦手なタイプでした。講座ではよく動きのビフォーアフターチェックのために、卓球とか、バッティングとか、台拭きとかのいろいろな動きのチェックをしますよね。それらの動きが上手いと言われるのです。ゴルフなんかやったことはないし、スポーツ観戦すらほとんどしないのですが、やったらきっと上手いだろうなって(笑)。

2013年秋期集中講座センター系4講座座談会
大澤まゆみさん ゆる体操正指導員中級1stGrade

高岡 ははは、講座の中で行ういわゆる3人組チェックですね(笑)。

遠藤 私は台拭きが得意なんですけど(笑)、なんであんなに変わるのでしょう。変えようと思っているわけではないのに変わっちゃうのが、本当に不思議です。

高岡 答えを言えば本質力ですね。脳で言うと下位脳です。下位脳は意識化出来なくて感じられもしないから、変えようとも思っていないのになんで変わっちゃうんだろう、というのが正しい実感なんです。
 実際に僕が講座にご参加された皆さんを見ていると、「今この瞬間にこの人に形成されている軸や締軸、これって日本のプロ野球界にも何人もいないよな」「日本のプロゴルファーでどのくらいいるのかな。実際にいたとしてもせいぜい1?3人くらいかな」とか、そんな印象を抱くほどの高い水準に入ってしまう人が何人もいます。やっぱりそういう姿を見ていると、ものすごく生きがいを感じますね。
 ところで、台拭きを3人組チェックで入れているのには、当然意図があります。皆さん、気がつくと講座に出ている間に台拭きが得意になってしまう。好きか嫌いかというのは問題ではなく、家でついやっちゃっているということがとっても素敵だなと思うんです。誰に喜ばれるかは知りませんよ(笑)。自分が喜んでいるのが一番いいのですけれども、母親に喜ばれたりとか、奥さんに喜ばれたり、逆に旦那に喜ばれたりとかいろいろでしょう。

クラゴン 僕自身にも2つの大きな変化がありました。
 まず1つ目の変化は、レースの交渉に強くなったことです。毎度、走る前にメールでやり取りするのですが、その中で思い通りにならないことが数多くあるわけです。そういう時に、その辺りの交渉がすごく上手くなりました。去年のニュルのアウディTT-RSは、それが出来なかったら乗れなかったし、当然優勝もできなかった(笑)。
 もう1つは体の変化なのですが、やはり座っている状態が、レーサーの僕にとって専門の時間帯だと思っています。でも、その分、足や下軸に関しては油断をしていた部分がありました。そういう油断が自分の中にあると発見できたのが収穫でした。どうやら坐骨から上と、そこから先の足を分断して考えていたみたいなのです。センターは坐骨から上で乗っていればいいと思っていた節があったんです。

2013年秋期集中講座センター系4講座座談会
クラゴンさん ニュル・チャンピオン・レーサー

高岡 やっぱりある水準を超えるには、足でキチッと立てる状態が必須なわけです。足があって立てて、歩けるわけだから、このような運動機能が備わっている体としては、センターが十分に通って使いこなせてこないと、車の運転も本当には出来ないのです。

クラゴン はい、まったくその通りです。足の操作も圧倒的に上手くなりました。それまでとは、全く違います。

超真面目に、遊び感覚で

高岡 それは良かった。さて皆さん、その後のトレーニングはどう活かしておられますか。

遠藤 私の場合は趣味のバトミントンで、しょっちゅうセンターをなぞったり、こすったりしています。

2013年秋期集中講座センター系4講座座談会
遠藤八重子さん ゆる体操正指導員中級1stGrade

高岡 皆さん、自分独特のスイッチがありますよね。たとえば、胸の高さあたりでセンターを体の前面からサモンするとか。でも、実際に稼働するのは、そのあたりのセンターだけではありません。センター同士でも繋がっているものがあるから、全部の軸が通ってきてしまうこともあるのです。
 別の例を挙げると、「内転筋を鍛える」の講座では、足足スリスリ気持ちよーく体操を散々行うのですが、本当に脚の力が抜けてきて、下の膝のうえに上の足がペーッと乗って、そこからさらに脚の力が抜けてきて、立った時にツーッと軸が繋がってしまった体験をすると、日常で歩いたりとか、ちょっと何かをする時も、そのことが記憶の底に残っていて、それをチョコッと引き出すだけで動きに素晴らしい影響を与えるのです。

大澤 よくわかります。「寝臥位センター」では横(横臥位)になって、ゴロッとするのがありましたよね。あれが好きで、朝、必ず何度かゴロゴロしてから起きています。
 思い返すと子供の頃の私は、運動神経があまり発達していない子供だったので、寝転がって移動するのがとても好きでした(笑)。起きなさいと言われても、あっち行くというのでもゴロゴロゴロ?と(笑)、そういう体験があったので好きになったのかもしれません。ですから、毎朝目が覚めて起きる時に、ゴロンと四足地芯乗りで立ち上がるというのが、とても楽しいんです。 

遠藤 私の場合は、天地ですかね。立っていても天地、寝ていても天地、いつどこにいても天地?とつぶやいていたりしています。

高岡 それは結局、身体座標空間のX、Y、Z軸の話ですよね。あの根本のところが、理論ではなく自分の実践から、だんだん自分のものになってきているということでしょうね。身体座標空間は身体意識の世界の根本ですから、とても大事なんですよ。立位だと上下(Y軸)方向に天地、寝臥位だと水平(X軸)方向に天地で、こっちの(Z軸)方向も天地だよね、といいながら遊んでいるのでしょう(笑)。
 つまりセンターの世界って、遊び、遊び感覚なんですよ。結局、動物は頭で考えながら一所懸命やっていませんから。キツネの赤ちゃんが動けるようになって、一生懸命になってじゃれ合ったりしながら、だんだんと成長していくのですが、あれって身体意識を鍛えているわけです。同じように人間の赤ん坊も、グ二ャグ二ャ動きながら鍛えているのです。  ストイックという言葉があるけど、ストイックというのとは全然違いますね。ストイックにやっても成功はしません。遊び感覚というと誤解されちゃう可能性があるのですが、具体論で遊び感覚というのでは全然ありません。たとえば、リアストレッチをやるとして、やっている瞬間ってすごく真面目ですよね。ですから、それを遊びと捉えて適当にやっちゃうというわけではないのです。超真面目なんだけどハマっているときというのは、遊び感覚になればなるほどものすごく上手くいくのです。クラゴン君なんて、ドライビングテクニックを教えている生徒さんを見ているとそのことがよく分かるでしょう。

クラゴン はい。たしかに力んで、こうやらなくちゃと思う人ほど上手くいかないんです。楽しみながらやっていて、気がついたら良循環に入っちゃっているというような人が、一番上手く行っていますね。

高岡 私は「トップ・センター」も「ダイナミック・センター」も、講座指導中は力まずにやっています(笑)。私はできるだけ本当にいいものを皆さんにお見せしているんです。それって実は、とってもゆるみながら遊び感覚でやっているわけです。一番真面目に見える私自身が、実は一番楽しんじゃっている。
 皆さんも「寝臥位センター」などを経験すると、ゆるみながら遊び感覚でやると良いことを理解していただけるのではないかな。つまり、私が最初に言ったように「寝っ転がって、特に難しくもないダラけ切ったあのやり方を発表するのはまずいんじゃないか」って、私が思うようなやり方で、実際に質のいいセンターが出来てしまうことを知った途端に、皆さん変わりますよ。人生観が変わる。
 一方で言えば、押し付けるみたいで申し訳ないような気もするんです。フラットに並べた方がフラッと(笑)、皆さん自分の好きに選んで、押しつけにならないで済みますから。でも、“大青四本柱”を関連付けて取り扱ったほうがいいというのは、やっぱり真理ですから、今言ったことを体験していただくのために、このような編成にしたのです。まだ「トップ・センター初級」を未受講者の方もたくさんいるんですけどね。

得られる効果からすると方法が劇的に簡単過ぎる

遠藤 私は講座を受講するようになった最初の頃から、センターがとにかく受けたかったんです。ですから私が指導している生徒さんに聞かれた時には、日にちが合えば「トップ・センター初級からどう?」と、アドバイスをしています。
 さきほど大澤さんが言ったように、ゆるむにはやはりセンターが必要です。よく生徒さんに「高岡先生の講座は難しくて、内容を理解できないかもしれませんよね?」と聞かれて、「理解できてもできなくても出たら良いし、もし一度で理解できなくても何回でも出たら良いと思います。また、とりあえず高岡先生のお話を聞いて、ああそういうものなのだと納得した方がより良くゆるめるし、教室に通っているのですから、受けた方が教室でのトレーニングも深まると思いますよ」とお伝えしています。

大澤 とにかく身構えずに、出来る出来ないとか、分かる分からないとかではなく、その場に行って体験することがとても大事だと思います。いろいろ予想外の発見があるかもしれませんし、とにかくその場を楽しんで欲しいですね。

須賀 大澤さんとちょっと重なるのですが、自分が思っていることや理解していることは、実際の正しいやり方と違っていることがあります。特にトップ・センターは本当に大事なところですから、そこを正しく認識して、体感してもらった方が、必ず自分自身のためになるのではないでしょうか。

クラゴン 実は僕も言うことはほとんど一緒かもしれませんが、興味がある人ほど先に想像を膨らませて講座に来ると思うんです。僕自身の体感を説明すると、意外と違うぞということがかなりあります。違った時にもせっかく講座の中でセンターがどんどん育ってきているのに、それが自分の中でうまく認識できないというのは、非常にもったいないことです。ですから、講座に期待しながらも、あまり想像を膨らませ過ぎずに高岡先生のリードに従って講座を受けるというのが、一番いいのではないかと思います。
 昨年の秋期集中講座のノートを見直してみたのですが、どの講座もすごく簡単なことが書いてあるだけなのです。僕がドイツのニュルブルクリンクのレースで体現しているパフォーマンスからすると、もう劇的に方法が簡単過ぎるのです(笑)。体を壊すかどうかのギリギリの過酷なトレーニングを、一年やり続ければなんとかできるようになるというのではなく、その場で高岡先生がご指導されている通りにやっていれば、出来るようになっているんです。ですので、とりあえず講座にお越しになればいいんじゃないかと思います。本来なら修得するのが非常に難しいことを、高岡先生に本当に簡単に作っていただいているというのを、強く実感しています。

高岡 それはありがとう。でも、簡単だということを、私自身からはあんまり強く言えないんです。簡単かどうかは、最終的には皆さんに体験していただき、判断していただくことですからね。
 皆さん本日はどうもありがとうございました。これからも、素晴らしい本質力のトレーニングライフを期待しています。

一同 ありがとうございました。

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