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讃岐うどんをすすりながらの「細胞正常力アップI」講座対談

 ◆ 高岡英夫×小竹志郎さん(整形外科医・ゆる体操正指導員・達人調整師)

地図を俯瞰するように身体意識と細胞意識の位置付けを理解できた

高岡…ズズズルズル…、このうどんはどうかね。本場讃岐出身の小竹くんとしては?

小竹…なかなかいけますね…。なかなかというのはまさに讃岐出の人間としての「なかなか」ですから。

高岡…それはうれしいね。連れてきた甲斐があるというもんだね(笑)。ところで小竹くんは、「細胞正常力アップ」の講座を受けて人生が変わるほどの感動を受けたと聞きましたが。

小竹…本当に根底的に価値観が変わりました。簡単にいうと、世の中の構造がこうなってたんだ、というのがわかったような気がします。

高岡…つまり細胞と主体者である自分との関係を、社会構造の中における最小単位としての人と社会との関係で捉えた、例の考え方ですね。

小竹…そうです。そしてもう一つは顕在意識の層と潜在意識の層、無意識の層という、意識の3つの領域についてです。

高岡…なるほど。顕在意識・潜在意識・無意識という三層構造理論もそうなのですが、それらと身体意識の関係、それから細胞意識との関係、そこを理解できたことが大きかった、ということですね。

小竹…その通りですね。身体意識のトレーニングに10年以上打ち込んできて、一体どこの層に取り組んでやっているのか、自分のトレーニングしていることの位置付けというか、地図でいえば全体の地図を俯瞰しながら、この領域を攻めているんだというのが明確に分かったのです。

高岡…つまり主体者が持ちうる意識の世界において、身体意識と細胞意識のお互いの位置付けをきちんと理解されたということですね。実際この問題はたいへん大きいと私は考えています。それは身体意識に細胞意識が参加しているや否やという問題です。一般的には参加しているや否やというところまで問題意識がいくことのない人が多いのかもしれませんが、しかしこのことは細胞意識というものが存在し得ると考えた瞬間に、絶対に避けては通れない問題なんです。

小竹…細胞に意識があるという前提で突き詰めていくと、あのような世界が一気に広がって見えてきますね。今まではそこまで深く入り込んで精密に考え抜いた思想というものはなかったわけですが…。高岡先生の講座において、初めて地球儀を見せられたような感動を覚えました。

高岡…地球は球体で太陽の周りを回っているわけですが、いわゆるその太陽系の構造の外側には、さらに巨大な銀河系というものがあり、その中をいくつもの太陽系のような系が構成している、という構造を初めて理解したときに似ていますよね。

小竹…それに匹敵する領域の発見だろうと、私は感じています。今後何百年か、何千年かわからないのですが、あの時からこの領域が始まったという最初の一歩にいられた幸せというのは、本当に素晴らしいことだと思います。

高岡…一方、現実のトレーニングの変化についてはいかがですか?

小竹…トレーニングでいえば、やはり細胞の主体感がすごく変わりました。我々は整形外科医ですから様々な体の組織を細かい単位で見ていくのですが、以前は筋肉一種類であったり、骨一本であったり、そのレベルで止まっていたのですが、いまはもっと緻密に細胞一個一個が生きているという実感を持って付き合うべきなのだと思うようになりました。付き合えていなかった時に対しては「ごめんなさい」、みたいな感じですかね。

高岡…整形外科が扱う傷が修復するというのも細胞レベルの現象で、細胞一個一個の構造と機能の総体でしかないわけですから、その事実を事実通りにあらためて見られるようになったということですよね。

小竹…たとえば我々一人一人が一所懸命仕事をして国とか社会が成り立っているのと同じように、細胞一つ一つががんばってきわめて優秀な能力を発揮してくれているおかげで成り立っているという階層構造がポンと事実そのままに見えて、まさに仏教などで昔から言われてきたことそのものなのですが、この入れ子構造が身に染みて理解できてきたのです。

水を身体意識化することは、生命存在の根源の最大条件

高岡…私はトレーニング法としても実際に皆さんに指導させていただいているわけですが、水というクオリティ、身体意識のクオリティというものを、細胞意識にコミュニケートしていくことに使ったわけです。そのことは実感としていかがですか?

小竹…もともとの知識として、成人は体重の約60?70%、胎児は体重の約90%が水であるということは、医師ですから当然知っていましたが、講座を通して本当に水を実感として味わっていくのとでは、認識に天と地ほどの違いがありました。本当に水に染み入るには、水の世界になじんでいくということが必須であるという実感がありました。こんなにもわかっていなかったというか、食べたことのない料理をメニューだけ見ていたんだな今までは、ということが理解できました。

高岡…ですから水に着目する、水を身体意識化するということは、生命存在の根源の最大条件なのです。

小竹…根源の最大条件?

高岡…つまり根源も構造を持っているわけです。その最大条件は“水”。水を身体意識化するというのは、その最大条件を身体意識化することになるわけです。現代人は、その水の身体意識化が弱過ぎるんですね。一番水の身体意識化が強い存在は、もちろん水の中で暮らしている生物です。しかし江戸人を想定してみると、現代人なんかに比べると、信じられないくらい水を身体意識化できていたんですよ、彼らは。

小竹…圧倒的に水に近いですよね、江戸時代の絵を見ていても。

高岡…絵を見ればわかりますね。わからないという方は、残念ながら水の身体意識化が弱過ぎるのかもしれません。あまりにも弱過ぎると認識力すらコミットできないですから。このようなことは、ある程度共感するというか、身体意識の共通性を自分の中に少なくとも1%以上は持っていることで初めて見えてくるものですから。そのように考えていただけたらいいと思います。

小竹…この鍛錬を私なりに積ましていただいて、高いレベルのものであってもその高さというものがだいたいどれぐらいの水準なのかが見えるようになってきて、そのことが非常にうれしいのです。このあいだ北斎漫画を久しぶりに買って見てみました。ここはオフレコになる話かもしれませんが、武協の段位でいう六極(達人レベル)以上と推測される人物が、ゴロゴロいたので驚いたのです。

高岡…そうでしょう。あの漫画の中に登場する存在は皆そうだね(笑)。

小竹…目の前で五極(現在、武協の最高段位)の方に北斎漫画のキャラクターのマネをしてもらったのですが、負けているよねって、二人で言っていました(笑)。

高岡…負けていますよね、本当に(笑)。ですから、浮世絵のお姉さま方に、皆現代の達人たちは負けているわけです。そこのところが大きいですね。つまり彼らにはいま言ったような水の身体意識化というのが深く醸成されていて、じつはさらにもう一つ特徴的な身体意識化というものがあるのですが、しかしこれは今はまだ時代がそこまで追いついていないという意味で早過ぎるので話さないでおくとして(笑)、いつかお話しできる時代が来るのを楽しみにとっておきましょう。

細胞を峻別する力を、高めないといけない

高岡…それで昨今、福島原子力発電所から放射能が飛び散って、その放射能汚染が問題にされることが多いのですが、細胞正常力アップのトレーニングをされている身としてはいかがですか?

小竹…私たち医師は、人に放射線を浴びせても良いという唯一の資格免許を持っているんですね。日々、人に放射線を浴びせているんですよ。

高岡…超々小さな原発みたいなものですよね。

小竹…そうなんです。今回の事故によって、一所懸命社会的な問題としても、皆さんに対する説明としても責任と義務があるだろうと思い、スタッフに説明ができるようにいろんな工夫をしながら考えました。
 我々は福島原発の事故を止めることができなできなかったうえに、他の原発も置いておかざるを得ない中で、社会人としてはどのようにアプローチをして生きていくべきかということがうまく見えてこないのです。一方で医師としてはその対社会的なアプローチを対細胞という方向に180度ひっくり返して「ごめん僕たちの社会はバカだからキミに迷惑かけるけど生き延びてね」と言って細胞に頼むということを、できうるなら是非なんとかしたい。「放射線を浴びちゃう細胞くんもいるかもしれないし、壊れる細胞くんもいるかもしれない。そのときに、ちゃんとアポトーシス(※)してね、正常な細胞くんは何としても耐えて生きてね」って。

※個体の組織の成長過程で、不要な細胞や有害な細胞が、細胞内部の遺伝子によって決められたプログラムに従って死ぬこと。

高岡…要点はそこですよね。アポトーシスと言ってくれたのでアポトーシスという言葉を使わせていただきますが、要するに「峻別化」。生き残らせるべき細胞と、死んでもらわなきゃいけない細胞というものを峻別する力を、高めないといけないんです、我々は。現代の我々は、それが低くなっているわけです。
 小竹君は医者だからよくご存知だと思うのですが、放射能というのはごく当たり前のものなんですよ。この世を生きる以上放射能が当たり前なものなのだという事実は、すごく深々と認識し、納得していなければいけないことなんです。放射能を浴びないで私たちは存在しているわけではなくて、常に生まれる前からずっと放射能を浴び続けながら生きてきたわけです。放射能というのは、そのような意味で言ったらたいへん身近なものなのです。

小竹…本当に水や空気以上に50億年前から普通にあって、それにどう対応して進化してきたかっていうのがまさに生物の歴史なんですからね。

高岡…そういうことなんです。放射能によって核とかミトコンドリアなんかも傷つけられるわけですが、そういったものを修復する力を私たちは身に付けてきたのです。一方修復しきれないものについては峻別化し、死んでもらうことによって、ハッキリとそれを片付けていく能力も身に付けてきたわけです。そのようなミクロの能力を、当然トレーニングし得るものだというスタンスで私は考えていますし、そこまで達するものでなければ、本当のトレーニングとは言えないのです。
 筋肉を少し太くしたりとか、最大酸素摂取量を少し大きくしたりとか、筋トレやエアロビクス的なトレーニングやジョギング、ウォーキングもそうですが、それらは別に悪いことではないのです。悪いことではないのですが、そういうものをもってしてトレーニングだというふうに認識してしまうと、そのトレーニングを少しやるだけで「私はトレーニングやってるんだ」というふうに自分で納得して、そこで終わってしまうわけです。この罪が重いのですよ。

トレーニングの奥深さ、広がりをどこまで想定内として作るのか

小竹…おっしゃる通りで、トレーニングをやっているという満足感って、非常に手強いですからね。

高岡…それが非常に怖いところなんですよ。「想定外」と「想定内」という言葉が最近問題になっているでしょう。やはり東日本大震災のような事態が起きたときに、トレーニングというものの奥深さ、どこまでの深さに届くことを想定しているトレーニングなのか、またその広がり、つまりどこまでを想定内として作られているトレーニングなのかということを、あらためて考えてみる必要があると思うのです。トレーニングをする人たちは、特にね。
 それから社会全体も考えていかなければいけないし、国家も考えていかなければいけないのです。筋トレを唱道している国家はとんでもない思考力欠如ですよ。小学校の体育でも時間は早過ぎないと思うんですけれども、細胞正常力アップのトレーニングをきちんと学校教育の中でやっているとか、文部科学省や厚生労働省がちゃんと推進したり、センターや丹田のトレーニングをきちんと推進したりすれば、このような大災害が起きたって誰もビクともしないわけなんです。
 だからといって、私が言ってるようにそれでも実体的に津波に襲われたときに全員が助かるわけではないし、放射能にある程度犯される人もいるでしょうし、全員が全く癌化しないわけではないのですが、それらのすべての災害、被害に対し想定内でいられる自分を普段から作っているということは決定的に重要です。

小竹…報道を見ていると、癌化する率が0.5%上がるというんです。ということは99.5%の人は乗り切れるわけですね。でも本当は、なぜ乗り切れるのか、乗り切れないのかという差を、考えるのが科学的な仕事だと思うんです。

高岡…そうなんですよ。それが分かっていたら、これはトレーニングし得るものだということになりますよね。マスコミの誰かが「これで放射能に効く体操とかってテレビでやったりするんですかね?」と揶揄するような言い方をしていましたが、それは普通に考える体操では全く無理ですし、普通の体操や筋トレ・ジョギングなどで対処し得ると考えるのはまったくおかしいことです。

小竹…そのことは体操ではなんともできないと思う人は、なんとかできるという発想が出ないからでしょうね。それは仕方がないかなとも思います。

高岡…まさに仕方がないのです。だからこそ普通の発想の体操ではダメなわけです。彼ら普通の人間が考える体操という概念を超えたものでないと。だけど私が今日到達したゆる体操というのはあくまで体操なのです。というよりも今までのどの体操よりも、はるかにラクチンなんですよ。ひざコゾコゾ体操なんて、あれより簡単な体操はまずないでしょう? だけど、ひざコゾコゾ体操にハマってずっとやり込んでいる人は、間違いなく放射能に対してもハマっている度合に応じて抵抗力が強いはずです。

東日本大震災はターニングポイントになる

小竹…さきほどのアポトーシスの話でいうと、不要な細胞や有害な細胞が増殖してしまう一番の原因は、やはりそれらが組織や集団となって立てこもってしまうということですね。立てこもって1ブロック占拠されてしまうと外から入れないからマズいわけで、逆にいえばその閉鎖空間村を潰すには、ゆるめてバラせばいいというのが一番の基本です。

高岡…じつは、それが「ゆる」という方法がメインとして想定内としている代謝であり、新陳代謝なのです。コストパフォーマンスの面でいったら、代謝を良くすることにひざコゾコゾ体操ほど効く体操はありえないですからね。でもあれはどう考えたって、体操を超えたような奥深い、○○流気功とか、ヨガのとんでもない奥深い方法とか、そういうものとはハッキリ違うでしょう? 「こんなの体操じゃないんじゃないの」って、バカにされるくらい簡単なわけです。でも、そういうものをキチンとそれだけの深さに到達するものとして解明して用意しているわけです。だからこういう体操を、文部科学省も厚生労働省も推進していかないといけなかったのです。

小竹…お役人に理解してもらえるかどうか、というのが難しいところです。でも幸いなことにどんどん時代は変わってきて、うちで指導させていただいている患者さんで「こんなことで本当に効くのか?」と以前は言っていたような人が、本当にこの1年2年の間にグッと少なくなってきました。最初はかなり頭の固そうなおじいさんだった人も、最近ではけっこうご機嫌になってやって来たりするようになってきましたから。

高岡…だから、そのような意味でこの東日本の大震災はターニングポイントになるでしょうね。それはハッキリと言えます。私の友人や知人から、今回の震災後、たくさんの連絡をもらいました。結局一言でまとめれば、皆、助けて欲しいということでした(笑)。その助けて欲しいという内容は様々ですが…。
 だから、おしなべてやはり皆弱くなっているわけです。つまり広い意味で環境が激変したのです。その環境の激変に、生体が追いついていけていないのです。それが結局精神を蝕み、また一方でいえば精神が身体を蝕んで、皆体調や精神状態が悪くなっているのです。
 私が開発したゆる体操やトレーニングに見向きもしなかった友達からも連絡があり、「自分はまだなんとか平気なんだけれども、女房がすっかりまいっちゃって。こういうときはどうしたらいいんだい?」と尋ねてきました。だからひざコゾコゾ体操というのがあるから、それやってみればと。処方はそれだけですよ(笑)。でもその友人が「俺にはもうちょっと高級なこと教えてくれないか?」と聞いてきたから、「お前の高級感とは何だ?」と聞き返したんですよ。コストとリターンの比率なのか、それともコストの高さなのか? 「両方だ」って(笑)。じゃ、まだ冗談がわかるんだな、では、ひざコゾコゾ体操とゆる筋トレ教えてやるから、今度、放射能に汚染された材料でつくったうまいもの食わせろと伝えました。もちろん冗談ですが(笑)。
 それで、うまいご飯をごちそうになる代わりに、ひざコゾのコツとゆる筋トレの鍛え方を教えてやりました。腰をさわると仙骨の拘束が年齢なみにヒドイので、それに加えて、仙骨のゆるめ方とセンタートレーニングの簡単なものをいくつか教えました。奥さんといっしょにやるって言っていたのですが、一週間経ったら連絡をくれました。「信じられないよ、うちの女房がすっかり元気になった」って(笑)。あれだけで人間ってあんなに変わっちゃうのか、といって笑ってましたね。

小竹…笑い事ではないんですが、笑うしかないほどたまげたんでしょうね。

高岡…そうなんだろうね。

小竹…それにしても、この英ちゃんスペシャルはうまいなあっ!うまいうえに充実していますよね…、トッピングの合わせが(笑)。

高岡…これのおかげでMAXデイの土曜、日曜をとっても楽しく乗り切れているわけだからね(大笑)。

2011年春期集中講座の詳細はこちらまで>>

2011年4月30日(土)9:30~14:00 大阪開催「細胞正常力アップI」

お問い合わせは、運動総研コールセンター
電話 03-3817-0390(電話受付:10時~18時 日曜・木曜定休)
ファクス 03-3817-7724

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